
フランスから帰国して、旧幕府勢力の手助けをするべく駿府藩に身を投じて財政再建を果たす渋沢栄一(吉沢亮)。
大活躍の末、駿府は大いに盛り返すことになります。
その後に栄一には大きなオファーが舞い込むのでした。
栄一の将来に大きく関係することだったのですが、どういうことだったのでしょうか?
さっそく振り返ってみましょう。
ドラマ『青天を衝け』第28話のネタバレと感想!
栄一には新政府から、大蔵省への出仕のオファーが来るのでした。
しかし、現在は新政府とは対抗している旧徳川勢力で活躍している身の上なのです。
栄一は、直接断るために東京に向かいます。
上京した栄一は、伊藤博文(山崎育三郎)の案内を受け、大隈重信(大倉孝二)を訪問して、さっそく辞退を申し出ます。
↓渋沢栄一と大久保重信との関係はこんな感じ
#青天を衝け
◆大隈重信/渋沢栄一◆
「君が仕官を固辞すれば・・慶喜公のためにも君のためにもよくないことだ」
「男爵(渋沢)と私は五十年の友人であるが・・(いわゆる)利益一遍の業を営むものであると思ふものであるかもしれぬが、男爵は全然これと異なつて折る・・国家の為に盡すというのが精神」 pic.twitter.com/yAUVkY8cE1— kazu (@kazu409366471) September 26, 2021
大隈は、新政府に栄一がとにかく必要であると栄一を説得し、栄一は承諾させられるのでした。[ad4]
駿府では慶喜からも説得される
その頃、徳川慶喜(草彅剛)は、ようやく謹慎処分を解かれて静岡の浄土宗の寺院である宝台院から開放されたところだったのです。
慶喜のもとに参上した栄一は、現政府には将来を期待できず、現在はひたすら徳川家は力を蓄え、新政府が頓挫した時 徳川家の再興をすべきではないかと進言します。
しかし、栄一に会った慶喜は「新政府にはせ参じたいのだろう」と見透かします。
そして慶喜は、栄一に命じます。
「自分のことは忘れて日本のために尽くせ」と。
↓慶喜も栄一が仕官した当時のことをなつかしく語る。
そんな名であったのう、、#吉沢亮#草彅剛 pic.twitter.com/3kLZcHmTqA
— ユミポン (@yumipon244) September 26, 2021
これは、栄一への最後の命令でした。[ad5]
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この頃、新政府の密偵が多数、駿府に放たれており徳川再興の話をするだけで取り締まられるような状態だったのです。
栄一の身を案じた、慶喜の精一杯の心配りだったのです。
そして、時代は栄一を求めていたのでした。
栄一は「徳川なくして、新政府は成り立たなかっただろう!」と見せつけてやりたいと駿府を後にするのでした。