
『日本の資本主義の父』と呼ばれ、令和の1万円札のキャラクターにも選ばれている渋沢栄一。
生い立ちは、比較的平凡な庶民出身ということでしたが、徐々に頭角を現すことになります。
そして、栄一は平凡な人生ではなく、「東京に出て自分を試したい!」そんな希望がありました。
今話は栄一が状況を果たして、自身の躍進の基礎を作って行くところが描かれます。
さっそく振り返ってみましょう!
ドラマ『青天を衝け』第3話のネタバレと感想!
渋沢栄一(吉沢亮)は、父の市郎右衛門(小林薫)について、藍の行商をならっていたのですが、江戸(東京)に出ることをかねてから志向していました。
そして、父について江戸に出た栄一は、江戸のきらびやかさに驚くとともに、商売の難しさも知ることになります。
「江戸では、年がら年中、祭りをやっているようだ」と栄一がため息をつきます。
(当時の江戸は世界でもトップクラスの人口があり、100万人近い水準だったと知られていました)
その年は藍葉が虫にやられたため不作であり、市郎右衛門はかなりの苦境を強いられます。
父を助けるために、栄一は自ら藍葉の買い付けに行きたいと考えていました。
しかし、目利きが買い付けないと役に立たないと栄一は連れて行ってもらえませんでした。
ですが、母親の渋沢ゑい(和久井映見)の判断で、大金を渡され単独で買い付けに行くことになります。
↓栄一は藍の買い付けの仕事を頑張りますが…
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— クランクイン! (@crank_in_net) February 27, 2021
栄一の持って帰ってきた藍は、断然よいとまではいきませんでしたが、父の市郎右衛門が辛うじて了解するレベルでした。
ですが、栄一は父に認められたことをとても嬉しく思ったのでした。[ad4]
江戸では黒船来航で大騒動になっていた
ちょうどその頃、アメリカからペリー(モーリー・ロバートソン)が来ており、江戸の政情は不安定になっていました。
↓ロバートソン氏は、東大とハーバード大で学んでいます!
NHKのガチ配置
竹中直人さんの徳川斉昭、草彅剛さんの徳川慶喜に続く、モーリーさんのペリー提督
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徳川家は、第12代将軍の徳川家慶(吉幾三)が死去して、次期将軍の選定にかかっていたところでした。
順番からしても、将軍候補に徳川慶喜(草彅剛)の名前も上がってきますが、慶喜は良しとしません。
そんな慶喜の腹心の部下に選ぶべく、一人の男が選ばれようとしていました。
平岡円四郎(堤真一)が、徳川斉昭(竹中直人)の推奨を得て、慶喜の側近に抜擢されようとしていたのです。[ad5]
ドラマ『青天を衝け』第3話のネタバレと感想のまとめ
平沢栄一の周辺に、少しずつ将来の仲間が集結しつつありました。
水戸藩は教育水準が高く、慶喜の父の斉昭も教育書の弘道館の教育係として参与しており、慶喜も弘道館で教育を受けていました。
日本の対外政策については、幕府が各藩に意見書を求めて評定(いわゆるディスカッション)をするなど、将来の日本について、大きな転換期を迎えていたのでした。
栄一の活躍が楽しみになってきましたね♪