渋沢栄一(吉沢亮)らは、高崎城を乗っ取り、武器弾薬を強奪して横浜の異人商館を焼き討ちにするというかなり過激な計画を立てていましたが、頓挫します。
そこで、再起をかけ、栄一と従兄弟の渋沢喜作(高良健吾)は、新たな攘夷の道を探るべく、京都に出ることを決意します。
徳川慶喜も、朝廷と幕府の融和を計るべく海路で京都に出ていたのでした。
運命の出会いがついに始まろうとしていました。
さっそく振り返ってみましょう!
ドラマ『青天を衝け』第13話のネタバレと感想!
栄一と喜作は、京都に出る前に一橋家に立ち寄ります。
かつて、一橋家の家臣で徳川慶喜(草彅剛)の使用人である平岡円四郎(堤真一)に「一橋家に来ないか」と声をかけられていたのです。
しかし、一橋家には円四郎は居ず、京都に旅立った後だったのです。
円四郎は栄一と喜作のことを覚えて居てくれて、証文を残していたのです。
円四郎の妻 やす(木村佳乃)から証文を受け取った栄一と喜作は、一橋家の侍の風情に身を整えて京都に向かいます。
栄一と喜作は京都の攘夷の勢力と接触を計るのでした。[ad4]
京都では慶喜が孤軍奮闘していた
当時は、政治の主体が江戸から京都に移りつつあったのです。
京都では、参与会議が持たれ、松平春獄(要潤)らは「一度すべてを捨てて、新しい世を作ろう」などと語ります。
そして、公儀が公儀のみで政(まつりごと)を行うのはもう無理だ、と進言します。
当時は、薩摩藩などが国政に影響力を及ぼし始めてきており、その勢力を無視できない状況にあったのですね。
幕府の代表として、慶喜は内心穏やかではない状況でした。[ad5]
長七郎も京都に向かうが…
京都の栄一らから、尾高長七郎(満島真之介)へ京都の様子を知らせる文が届きます。
栄一から文を受け取った長七郎は、その内容を喜んで京都に向かいます。
その途中、長七郎は攘夷運動の際に命を落とした盟友の郷里に立ち寄ります。
長七郎は、その旅程にて人を切ったかどで捕縛され、栄一らからの手紙も公儀の手に渡ってしまったことを従兄弟の尾高惇忠(田辺誠一)からの文で知ります。
困っていた栄一と喜作の旅籠に、平岡円四郎の使いで一橋家家臣の川村恵十郎(浜岡一喜)が訪れます。
栄一と喜作は円四郎の宿舎へ連れて行かれます。
そして円四郎に再度、一橋家の家臣になることをすすめられたのです。[ad6]
ドラマ『青天を衝け』第13話のネタバレと感想まとめ
京都に出たものの、財政難にもさいなまれ、栄一と喜作は前にも後にもすすめなくなっていました。
そこへ、円四郎からの一橋家への士官の話がでたので、もうこれは乗るしかないのでした。
一橋家家臣となると、慶喜との接近も近づいている感じです。
いよいよの時が近づいてきていますね♪