ドラマ『鎌倉殿の13人』第3話のネタバレと感想!ついに時代が動き始めた!

鎌倉時代のスーパースター、源頼朝(大泉洋)と八重(新垣結衣)は結ばれていたのですが、二人の間の子供を謀略にて殺害されてしまいます。

そして、伊東地方の有力者である伊東祐親(浅野和之)の計らいにて、伊東家の家人(けにん 家来のこと)にである江間次郎(芹澤興人 えざわたてと)に嫁がされてしまいます。

初恋の人であった八重に心を寄せる北条義時(小栗旬=主役)は複雑な心境であったのではないかと思います。

第3話はどうなったのでしょうか?

さっそく振り返ってみましょう!

ドラマ『鎌倉殿の13人』第3話のネタバレと感想!

江間次郎のところに八重が嫁いだのを、義時はもんもんとながめていたのではないかと思います。

↓野中にたたずむ八重姫の役である新垣結衣!

しかし、当時の最有力者の判断ですので、どうすることも出来ず、かなり苦しい思いをしていたのではないかと想像されます。[ad4]

頼朝の叔父が頼朝を訪ねてくる

そんな折、頼朝の叔父である源行家(杉本哲太)が北条を訪ねて来ました。

これをいぶかしがる北条政子(小池栄子)は、その訪問の意図を計りかねていたのです。

↓北条政子に適任!と言われている小池栄子

乗り気でない頼朝は、やむを得ず対面に応じるのですが、行家は大変な情報を持ってきていました。

当時、一世を風靡していた平清盛(松平健)と後白河法皇(西田敏行)の間が、壊滅的になった知らせだったのですね。

後白河法皇の息子である以仁王(もちひとおう 木村昴)が、清盛に対して反旗を翻したのですが、以仁王からの令旨(りょうじ あるいは れいし)を携えていたのです。

※令旨とは… 皇后や皇太子や皇族の命令を伝える文書[ad5]

後白河法皇と清盛が断絶する状況は

当時、後白河法皇に寵愛され、義兄である清盛との間を取り持っていた 建礼門院(けんれいもんいん)が35歳で死去し、政権をめぐって、法皇と清盛は対決を深めるようになったのです。

そして、鹿ヶ谷事件(かまがや=鹿ヶ谷の陰謀)を期に、両者は完全に決別するようになったのでした。

※ 鹿ヶ谷事件とは…

藤原成親(なりちか)、藤原師光(もろみつ)、俊寛(しゅんかん)ら、後白河法皇の近臣が、京都の東山鹿ヶ谷の俊寛の山荘で平氏討伐の謀議をした事件のことである。

多田行(ただゆきつな)綱の密告があって、清盛に発覚し、師光は資材、成親は備前(びぜん 岡山の東方)の国に、また俊寛らは九州の南の最果ての鬼界ヶ島(きかいがしま 鹿児島県の南端の島)に流された。

後白河法皇もこの計画に加わっていましたが、清盛の嫡男 重盛が後白河法皇に近侍していたことと、後白河法皇を追放すると、院のなり手がいなかったため、院政を停止されませんでした。

しかし、高倉天皇と清盛の娘である徳子との間に皇子(のちの安徳天皇)が誕生すると、後白河法皇と清盛との対立は本格化してしまったのです。

↓後白河法皇(西田敏行)と平清盛(松平健)はリアルに再現されている!

結果として、治承3年に清盛は後白河法皇を追放したのでした。[ad6]

ドラマ『鎌倉殿の13人』第3話のネタバレと感想まとめ

時代の都合などにて、やむを得ず、呉越同舟していた後白河法皇と清盛。

建礼門院の死後は、たちまち仲が険悪となり、対決の様相を呈してしまいます。

劇中では、頼朝は戦には消極的であったと描かれます。

しかし、周囲の流れが頼朝を担ぎだす流れとなってしまったようですね。

次話を楽しみに待つと致しましょう!