
渋沢栄一(吉沢亮)は従兄の渋沢喜作(高良健吾)が従兄妹の 尾高千代(橋本愛)のことを好きと言い出した時に、自分も千代が好きなことに気が付いてゆきます。
そして千代との距離を大きく縮めてゆきます。
この千代こそが、栄一の生涯の伴侶となるわけなのですね。
(当時は、人口が少なかったのもありますが、従兄妹結婚などが珍しくなかった時代だったのです)
さて、千代と栄一はどんな関係になってゆくのでしょうか?
さっそく振り返ってみましょう!
ドラマ『青天を衝け』第8話のネタバレと感想!
栄一は千代に自分の思いを語って結婚を申し込むことになりました。
しかし、従兄のの喜作は、納得できません。
そこで、栄一と喜作は従兄弟同士で、千代をかけて剣術で勝負をすることになってしまいます。
道場での対決は、師範である尾高惇忠(田辺誠一)の判定で僅差で喜作の勝ち、ということになります。
ですが、喜作は千代の気持ちを感じ取っており、千代に「栄一を頼む」と告げて立ち去りました。
栄一は、千代の兄の尾高惇忠に「千代を必ず幸せにする」と結婚を申し込みます。[ad4]
江戸幕府も大揺れに揺れていた。
300年近く続いてきた徳川幕府も終わりが近づいてきていました。
井伊直弼(岸谷五朗)が大老となり『日米修好通商条約』が大老が知らないうちに調印されてしまっていたのです。
条約を結んだのですが、調印者が幕府代表だということで、問題になります。
建前とは言え、日の元(=日本)の代表者は、天子(=帝)ということですので、これは違勅ではないかと、大問題に発展し、井伊は苦境に立たされます。
慶喜は、井伊直弼を呼びつけて会談を行います。
そして徳川家の世継ぎ問題は、慶喜から紀州家にゆだねることを進言します。
第14代将軍は、徳川家茂に決定しました。
そして、井伊に対して意見を述べていた徳川慶喜(草彅剛)やその父である水戸藩の隠居である徳川斉昭(竹中直人)らにも厳重な処分が下されます。
これがのちに『安政の大獄』と呼ばれる弾圧であり、該当者にはかなり厳しい沙汰が下されたのでした。
徳川家定が死の直前にひたすら、処分を訴えていたのです。[ad5]
ドラマ『青天を衝け』第8話のネタバレと感想まとめ
井伊直弼は、かなり不安定な政情の時期に政権を担当するようになりました。
安政の大獄は慶喜や水戸家を弾圧する感じとなり、攘夷勢力の反感を集めるようになります。
そして、桜田門外の変と話題は続きます。
国難の時代の大変さが伝わってくる感じですね。
次話も気になるところです。